春夏秋冬 うつろいゆく季節の中で咲く花々とともに 医院紹介をさせていただきます
医療法人社団コイケ歯科医院は 潮の香りのする街 明石市朝霧町にある歯科医院です
『花がキレイな歯科医院』として 地域のみなさんに親しんでいただいています
当院は 平成2年2月2日に 大蔵谷にて開院しました
小さな 小さな でも志を胸に持つ歯科医院でした
スタッフも 院長と院長の妻を含めてたった3人でスタートしました
地域に寄り添った あたたかい医院を目指しました
今年で開院33年目となるわけです
開院当初から 『入れ歯』は不自由なもの そこから解放される唯一の手技 インプラントにいち早く注目しました
当時 インプラントはまだ成熟した治療術式ではなく
国内では非骨結合型インプラント 京セラ アパセラムが主流で
これは咬合圧とともにだんだん沈下してゆくタイプのもので 問題を多く抱えたものでした
しかし この時期 北欧スウェーデン ブローネマルク教授が
チタンと骨が結合する『オステオインテグレーション』という現象を発見しました
しかし それは日本の歯科業界では すぐには大きなトピックスにはならなかったのです
それは従来のインプラントが あまりに問題を抱えていたことも一因だと思います
僕も勤務医の時代に 京セラ アパセラムの施術経験を重ねました
確かに 歯根型だけではなくプレート状の形態もあるアパセラムは 術後固定が不安定で
天然歯と連結が大前提という問題を抱えていましたが 技術を駆使して治療を終えると
『入れ歯』から解放された患者さんは いずれも喜んでくださいました
このアパセラムは 骨と結合しないため アパタイト表面を繊維性組織で取り囲まれます
これは事実上 生体拒絶であると言えますが これを歯根膜様組織とした勝手な解釈で
臨床家達はこの骨非結合型インプラントを肯定していましたが
この安定性は低く 所詮『浮島インプラント』だったのです
僕は 海外発で『ブローネマルクシステム』という
骨結合型でより優れたインプラントシステムがあるのならば これを選択すべきだと考えておりました
昔ながらの歯科技工は 金属を鋳造し そこにセラミックを焼き付ける『メタルボンド』をいうものが主流でした
現代は 形態を画像認識し セラミックブロックを削り出す『CAD/CAMシステム』が登場しました
当歯科では『セレック』『ジェニオン』『KO-Xシステム』『トロフィー3DI-PRO』等 最新のCAD/CAMを導入しています。
スキャニングマシーンとトリミングマシーンの一部は あえて患者さんに見ていただくように 診療室にあります
これを支えるのが 後に紹介する4人の技工士達です
平成7年 震災復興とともに出発
たった一症例でもいいから オステオインテグレーション型インプラントを経験しよう
ということでスタートした僕ですが そもそもブローネマルクシステムは
下顎無歯顎を対象に開発 スタートしたシステムであり
僕も下顎無歯顎患者さんからスタートしたのですが その革命的な結果に僕自身驚きました
人生が変わったのは患者さんだけではなく 歯科医師である僕もそうだったのです
それからのめり込むように インプラント治療に没頭しました。
新しい分野の臨床であったため 常に好奇心と注意を研ぎすまし
自分の能力が100だとすれば 120の負荷をかけて 問題が生じても
リカバリーできることを担保しつつも 新しい手術に臨んでゆきました
でなければ 技術は進歩しないんです
ただ150の負荷をかけたなら破綻してしまいます
ここらが臨床家のセンスだと思うのです
歯科医師 3名
歯科衛生士 7名
歯科技工士 4名
歯科助手 4名
受付 3名
治療技術や設備を 強調する 医院が ほとんどですが
当歯科は『花がキレイな歯科医院』を 第一の特徴として 掲げたいのです
これが意味するところは 『心に余裕がありますよ』ってことです
実際 花々に囲まれて生きていく ということは
逆に花々が 心にゆとりや優しさを 与えてくれることを 実感します
そりゃインプラントだって 歯周治療 審美治療も そこそこがんばっていますよ
設備だって そこそこ充実しています
そこは 治療症例の画像が 黙して 語ってくれていると 思います
当時ブローネマルクシステムは 設備が300万円以上と高価で
50万円ほどする講習を受けなければ 手にいれられないものでした
平成7年 神戸震災で 医院も半壊した
僕は 天が与えてくれた時間と考え このシステム研修をスタートしました
その金銭面のハードルがあったこそ そこに集う 歯科医師集団は 高い志を持った者ばかりでした
いまから思えば その時代に学んだ者たちは みんな 今のインプラント業界を 牽引している指導者になっているようです
今 白状すると 僕は 免疫の防御をかいくぐり 生体が異物と結合する
『オステオインテグレーション』という現象を たった一度でも この目で確かめたかった
現代の歯科臨床家として生きるには この現象を遭遇せずに 人生を終えるのは あまりに荒寥と感じたのです
つまり 知的好奇心に導かれるまま インプラントという 未知の荒野に 足を踏み入れたのです
平成14年に現在の場所に インプラント設備の充実のために移転しました それが 現在の本館 にあたります
インプラント専用の 本格的手術室を備え インプラント難症例に 対峙できるよう 準備を整えました
平成12年より 徳島大学サッカー部の後輩の 江口大輔 先生に来ていただきました
信頼絶大な 大事な 盟友です
それ以来 二人コンビで 診療を引っ張っていっております
勿論 スタッフ20人 総力戦の チーム医療ではありますが・・
江口先生は 温厚で 誠実 責任感が強く ちょっと シャイ
院長の小池には 礼を持って 一歩引いてくれる ところもあります
意外?に 学生時代は スピード テクニック重視のポイントゲッターのオフェンダー
院長の小池は どちらかといえば フィジカル勝負の ディフェンダーでした
院長 小池は 情熱型で行動派 小池 江口は 15年にわたり信頼しあう
医療法人社団 コイケ歯科医院ツートップです
新館は 5台の診療室は 全て完全個室です
モニターで治療内容の説明を十分に尽くせます
インプラント治療は 総合歯科技術の集大成だと思います
安心な手術室があれば インプラントに対してすべて万全だとは 言えません
外科 補綴器具の準備 滅菌管理 術者 介助者の手技のスキル 確実性
CT等診断設備 時に点滴も含めた 薬剤管理(歯科医院でも点滴はします)
CAD/CAMをはじめとする 技工エンジニアシステムの構築
いずれも 医師一人では無理 チーム医療でなければ できないのです
その チームは 一日にしては なりません
だからインプラントクリニックは 歴史 実績が 大事なのです!
僕の母は90歳 背骨も伸びて 元気だ
3姉妹の長女だが ほかの二人の妹は どうも足腰が 弱っているみたいだ
母は上顎全て 下顎は半分ぐらい インプラントをいれているのだが
僕はそれが おおきな要因だと 思う
コイケ歯科医院に治療に来るとき 大きな声で言う
「わたしゃ 息子のこと 信用しとらん だいたい 幼稚園に一人で行けるか 心配やった子や」
僕は 否定もせずに 笑っているばかり
当歯科医院の設備について 語るには
二つの手術室を持つということが まず挙げれれるでしょう
二つの手術室は 一日に複数回の オペができるだけではなく
緊急の時に いつでも 無菌的な部屋が スタンバイしている状況は 大きな安全の担保となります
新館を 建築する時に 新しい 手術室を作りました
その時 本館の古い 手術室を 閉鎖しようか どうか 迷いました
当時 今ほど 手術数も 多くなく 一つの手術室で事足りていたのです
しかし 二つの手術室は時として 緊急の手術が 入った時などは 有用でした
インプラント治療を終えて
上顎無歯顎から 煎餅丸かじりができるようになりました
感動ですね!
何か 愛嬌のある ロボット達に見えませんか?
スーパーライザー
星状神経節ブロックを行い 自律神経の安定を図ります
年に一度 社会見学学習のため 当院を訪れてくれます
好奇心を持つ 子供たちの瞳は 輝いています
この中から 歯科医師が 出てくるかもしれませんね
この医院建設にあたって 参考にした 医院はありません
まったく 院長の趣味で 建築してもらいました
医院はスタッフとともに 年を取り 年輪を刻んでゆきます
たとえ 古くなっても 味わいを出しつつ
この地に 根をおろして 存在し続ける
それこそ 一度治療すれば 永い 付き合いになる
インプラント医院の 大事な要因だと考えました
ここでアクティブな治療を行います
機能的な装備を個々に整えた 5台のチェアが
セミセパレートされて並びます
33年前 開業を決めて 僕は勤務先で 技工士みならいだった 谷さんに こう 声をかけました
「開業するんだけど ほんとに 借金ばかりで ボーナスは出せないけど 僕の医院で働かない?」
僕の胸には 「決して後悔させないから」という想いと ぜったいそうなるという意味不明な自信がありました
その時から そして 今も 最も信頼する 仲間です
インプラント治療 審美治療は その補綴物の技工が 成否を分ける
彼女の実績 実力は 技工業界 トップレヴェルであると自負しています
受付です。
独協医大 川又 均教授に 講演いただく
こうした 研修活動は 臨床の場にフィードバックされ
国際水準のインプラント治療と還元されます
本館だけでも ゆうに ふつーの歯科医院3件分ほどの 規模があったのですが
限りない 開拓者精神を とどめることが できずに 新館を造ってしまいました
こちらの建物は イスタンブール旅行で 感化され イスラムテイストに仕上げました
〒673-0866
兵庫県明石市朝霧町3丁目9-2
info@asagiri-implant.com