まず 僕たちのロゴマーク由来を 僕 院長 小池健夫がお話しますね
実はそこらに 医院継承の想いがあるからです

当院は開院して35年になります
そして30年前にデザインした当院のロゴは
なんとも僕のイメージにそぐわない 「花」をモチーフにしております
しかし それには理由があります
デザイナーに依頼するにあたり
個人名やイニシャル文字を抽象化することは
何の意味も僕は見いだせませんでした
「自然との調和」 をテーマに
風や波 花のようにやさしく人に寄り添うものにしてほしい
そんな思いがありました
そしてちょうどその頃 娘が誕生しました
小さな豆のような娘の寝顔を眺めながら 僕の心に浮かんだのは
あたたかく可憐な花のようなイメージでした
(実際には かなり男勝りに育ってしまったのですが…)
「家族に恥じない仕事をしていこう」
そういう決意を込めたのが 当院のロゴです
娘が後継者となり そのロゴに
娘の明るい笑顔のイメージが加わったことは
僕にとって とても喜ばしい偶然の出来事でした
「花にあふれた歯科医院にしたい」
というコンセプトも自然に生まれてきました

花壇には 四季折々の花々を 置きました
インプラント治療を受ける患者さんの健康寿命は
僕 院長である小池健夫の歯科医師としての寿命より長いです
患者さんたちの治療責任を全うするためには
医院が長く存続する体力 持久力
すなわち 責任を担う後継者が必要なのです
後継者である娘は 学歴こそ王道を歩みましたが
卒業後は ハードでタフな男社会の口腔外科で研鑽を重ねました
肩書きではなく 実力の身に付く
臨床症例を積める現場を選んだのです
名医の誉れ高い 三井記念病院 口腔外科部長 津山泰彦先生に
熱いご指導を頂き 主に顎変形症の骨切術の執刀を任されました
確かな手応えを得て コイケ歯科医院に 帰ってきてくれました
また 学生時代には
イギリス King’s College London
スウェーデン Göteborgs universitet(イェーテボリ大学)
での研修留学をしたこと
それらは 彼女に大きな 影響を 与えてくれたと 思います
良くも悪しくも 僕そっくりの 昨今の 彼女を見て
当歯科には後継者ができたことを僕は確信しました

King’s College London研究室にて
| 経歴 |
2013年 ・神戸女学院高等学校 卒業 2020年 ・東京医科歯科大学歯学部 卒業 2020年~2024年 ・社会福祉法人三井記念病院 歯科口腔外科 勤務 |
|---|---|
| 資格・所属 |
・日本口腔外科学会 口腔外科認定医 ・日本口腔インプラント学会 会員 ・日本インプラント臨床研究会 会員 ・OSSTEMインプラントアドバイザー |
| 趣味 | フットサル バイオリン |


日本口腔外科学会にて

三井記念病院口腔外科時代 医局員仲間と

オステム 講習会にて 講師として招かれる
幼い頃から 父が診療に向き合う姿を身近に見て育ちました
私自身も 生き物や人体に強い関心を持ち
自然と「将来は人の身体に関わる仕事に就きたい」と思うようになりました
その思いを胸に 東京医科歯科大学(現東京科学大学)へと進学し
卒業後は 東京都内の三井記念病院で口腔外科医として研鑽を積んできました
インプラント治療は マニュアル通りの教育を受けさえすれば
ある程度のレベルまでは誰でもできます
しかし サイナスリフトや骨移植を含んだ全顎的インプラントなど
高難度の外科手技は 骨の華奢な日本人のインプラント治療において
もはや避けて通ることのできない治療となっています
この水準の治療を安定して行うためには 特別な環境で経験を積み
外科的な資質を持たなければ 越えられない壁があります
総合病院の口腔外科は 才能あふれる屈強な男性ばかりの厳しい環境でした
外科の分野で女性が第一線で活躍するためには
いくつもの乗り越えなければならないハードルがありました
厳しい状況から逃げずに向き合ってきた経験が 今の私の外科的な力の土台となっています
口腔外科手術で習得した大胆な外科的対応力と 女性ならではの繊細な手技を持ち合わせていること
それが私の最大の強みです
世界を肌で感じられる国際都市東京で培ってきた 自分の知識・経験・技術が
コイケ歯科医院にふさわしいと 確信できた2年前の春
やっと生まれ育ったこの場所に帰る時だと感じました
歯科医療は 医療行為の中でも数少ない「新しく創造する」ことのできる分野です
特にインプラント治療は 失われたものを補うだけでなく
患者さんの生活の質を大幅に改善しマイナスの状況からプラスへと変えていく力を持っています
外科的な要素の強い インプラント治療は 自分の最も活躍できる分野だと感じています
お口の状態について 少しでも悩みや不安がありましたら
どうぞ遠慮なく 友人に話すように気楽にご相談ください
外科で鍛えられた経験と女性ならではの目線をもって
自分の家族にもそうするであろう最適な治療をご提案します
2025年11月 小池 佑佳
インプラント治療は 口腔内という限られた視野における手技であるため
手術を見て学べる人の数は限られますまさに一子相伝なのです
娘は この数年間で 500件以上のインプラント手術を僕と共にやってきました
手術の速さは僕には及びませんが その的確さは僕と同等 それ以上となりました
当院は35年の歴史で培ってきた
インプラント技術 設備 技工技術 盤石な経営基盤等
圧倒的アドバンテージがあります
一朝一夕では 構築することはできません
『優位性をいたずらに医院の利益とせず 患者さんに還元していこう』
この熱い魂とともに後継者にバトンを繋ごうと思います
院長 小池健夫も まだまだ 老いておりません
未だ マラソンを走り ベンチプレス100kgを挙げます
2025年11月 小池 健夫
〒673-0866
兵庫県明石市朝霧町3丁目9-2
info@asagiri-implant.com