大学病院は、一般開業医が手に負えないインプラントケースを受け、骨造成を行い、開業医に患者さんを返します。患者さんを依頼する開業医には、大規模の骨造成の知識が少なく、口腔外科医は、補綴(人工歯を作成する作業)や歯周病治療の知識が十分ではありません。3年後には、大学病院の担当医は転勤した、などは往々にしてあることです。
口腔外科の医師の中で、自分が移植した骨が5年後にどれだけ生存しているか完全追跡している方は少ないと思います。
なぜなら、口腔外科のメインの仕事は腫瘍だからです。
大学で多く行われている腸骨(腰の骨)からの骨移植は、後の骨吸収が多くあることが、長期的な観察をする歯科医師から報告されています。大学病院の得意分野は、腫瘍摘出後に骨再建をしてのインプラントや仮骨延長法などでしょう。そういう意味で、大学病院のインプラント治療を受ける場合は、その性質を理解してかかるべきだと思います。
ただし、最近ではインプラント科が設置されている歯科大学も出てきております。これは問題ないと思います。
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